2010年9月22日水曜日

擬人化を描くときにおさえておきたい3つのポイント


ある日、Twitterでこんなことを言われました。
モレスキン本がもっと売れてエンジニア畑のオタクに普及していくと、きっと「もれすきんたん」とか「ろでぃあたん」とか「ほぼにちたん」が登場することになるんじゃないか。
ボクが知る限り @fujimonao さんが、創始者の位置にもっとも近いと思う。いいぞ、もっとやれ!
言われた通り、もれすきんたんほぼにちたんろでぃあたんを描いていたら、なんだかモヤモヤする。

「ちがう。私が求めているのは自分の絵に萌えることじゃない。他の絵師さんが描いたもので萌えたいんだ!!

…と、そう思ったので、擬人化の普及も含めて私が好む商品系擬人化のポイントを紹介したいと思います。






対象の情報を把握しておく

情報を知っておくというのは当然と言えば当然なのですが、たまに擬人化対象のものを全く知らないという方が画像だけ検索して知らないけど思いついたから描いてみたレベルで描いちゃったりするんですよね。
いえ、否定はしませんよ。いいと思います。

でもそれじゃ、「あ、この擬人化描いた人さすが!わかってるなぁ!」なんて感想もらえやしません!
なので最低限調べましょう。描きたい欲求を抑えて、まずはGoogle先生に聞くんです。

ウェブなら当然、Wikiやサイトがあるはずですから下調べをしましょう。
ちなみに私はモレスキンもほぼ日もロディアも未使用ですので検索しました。

商品を擬人化するために把握しておくべき点は以下の3つ
・商品のロゴマークの有無(もしくは会社のロゴ)
・商品の代表的な色(多種存在する場合は好みの色)
・購入者のレビュー
とりあえず知らない場合は最低限これだけ調べておきましょう。


ただのイベントコンパニオンには興味ありません

商品を手にした、もしくは横に並べただけの、ただの萌えキャラに興味が持てますか?
擬人化に興味を示している人は少なくとも、その商品がどんなキャラになるのかというところを楽しみにしています。

出来上がったのがただのイベントコンパニオンみたいなものでは「なーんだ…」とブラウザ閉じられちゃいますよ。

そこで出てくるのが上に記載した3つの調べものです。
・商品のロゴマークの有無(もしくは会社のロゴ)
・商品の代表的な色(多種存在する場合は好みの色)
・購入者のレビュー
これはすべて以下につながります。
・服や飾りに記してその商品の擬人化だと主張する
・代表的な色が存在する場合、サムネイルだけでも反応される
・キャラの性格、見た目を作れる
これを考えて作るだけで全然違います。


一度簡単なイメージを作る

では一度鉛筆を置いてください。もしくは筆、ペンタブ、マウス、なんでもいいです。手を離してください。

目を閉じて、ある程度でいいのでキャラの姿を思い描いてみましょう。それこそ商品から顔手足が出てる程度でもいいです。
可愛いですか?かっこいいですか?それとも美しいのでしょうか?
思い思いに脳内で描いてみたら、次は自分がその子を使うイメージを思い描きましょう。

文具なら手に乗せちゃったり、掴んだり。
ノートなら掴んで開いちゃったり。
携帯なら手に持って話しかけてみたり。

擬人化を描ける方なら、きっと想像力は豊かでしょう。
そうすることで大体の形は出来てくると思います。

ここまで出来たなら大丈夫!あとはそれをもっと煮詰めてもいいし、大体出来たなら描いちゃってもオッケーです!

さて、こんな感じで偉そうに言った私ですが、肝心の絵を晒していないのでろでぃあたん(ブロックロディア No.11【方眼】)を置いて逃げます。



ブロックロディア No.11【方眼】 cf11200
Rhodia/ロディア
売り上げランキング: 354

0 件のコメント:

コメントを投稿